経歴

大学時代、テニス部での活動と並行して大手アパレル企業でアルバイトを始めたことが、私の人生の転機となりました。結婚という明確な目標を持ち、最速での店長昇進を目指して努力を重ねました。

挫折と成長の経験

24歳という若さで店長に抜擢されましたが、そこで経験した困難は、現在の経営理念の原点となっています。新任店長として意気込んでいた矢先、上司からの過度なプレッシャーに直面しました。休日に200件を超えるLINEが届き、個別面談ではファイルを投げつけられ、「お前はアルバイトレベルだ」と罵倒されることもありました。組織の相談窓口に行くよう提案されても、「ホットラインに連絡すればいいじゃん」と冷淡な対応を受け、最終的に適応障害を発症、副店長への降格を経験しました。

転機となった経験

その後、危機的状況にある別店舗の立て直しを任されました。わずか2週間という短期間でしたが、チーム一人一人に責任を持たせ、共に目標を達成していく過程で、真のリーダーシップとは何かを学びました。この経験を活かし、再び店長として着任した店舗では、1年後に売上130%、利益200%という成果を上げることができました。

新たな挑戦

その後、本部で50億円規模の部門を担当し、グローバルな視点でビジネスを学ぶ機会を得ました。しかし、32歳でうつ病を経験したことを機に、自分の本当にやりたいことは何かを深く考えるようになりました。そして、33歳で独立を決意。プログラミングを学び、Web制作の経験を経て、現在のSEA SIDE.を立ち上げました。