こんにちは。SEA SIDE.代表のとしです。
「目標は立てたけど、なかなか行動に移せない」
「やるべきことはわかっているのに、継続できない」
「計画倒ればかりで、自分に自信が持てない」
このような悩みを抱えていませんか?実は私も、24歳で店長に就任してから32歳でうつ病を経験するまで、効果的な行動計画の立て方がわかりませんでした。今回は、その経験から学んだ「確実に実行できる行動計画の立て方」についてお伝えします。
■ なぜ行動計画は挫折するのか
26歳の時、私は店舗改革に取り組みましたが、最初の半年間はほとんど成果を出せませんでした。その原因は、以下の3つの誤りにありました:
- 理想が高すぎる計画
現実的な段階を踏まない、急激な変化を求めすぎる計画は、必ず破綻します。
- 具体性の不足
「頑張る」「改善する」といった曖昧な表現では、実際の行動に結びつきません。
- 環境要因の軽視
自分の意志の力だけに依存し、周囲のサポートや環境設定を考慮しない計画は続きません。
■ 効果的な行動計画の3つの柱
1. 現実的な目標設定
32歳でうつ病を経験した後、私は目標設定の方法を根本的に見直しました:
- 小さな成功体験の積み重ね
・最初の1ヶ月は達成確率90%以上の目標から始める
・毎週必ず1つは成功体験を作る
・達成感を味わう時間を確保する - 段階的なレベルアップ
・3ヶ月ごとに目標のレベルを調整
・前の段階の習慣化を確認してから次へ
・無理のないペース配分を心がける - 数値化できる具体的指標
・「毎日30分の学習」など、明確な基準を設定
・達成/未達成が明確にわかる形に
・記録と振り返りが容易な形式に
2. 実行環境の整備
店舗改革が成功に転じた要因の一つは、環境設定の見直しでした:
- 時間と場所の確保
・行動するための時間帯を固定
・専用の場所や環境を用意
・邪魔が入らない条件設定 - 必要なツールの準備
・行動記録用のノートやアプリ
・リマインダーの設定
・進捗管理の仕組み - サポート体制の構築
・家族への協力依頼
・仲間との約束事作り
・メンターへの定期報告
3. PDCA(振り返りと改善)の仕組み化
起業後の成長で最も重要だったのは、以下のような改善サイクルの確立です:
- 日次の振り返り(5分)
・その日の達成度チェック
・明日への改善点メモ
・感謝点の記録 - 週次の確認(15分)
・週間目標の達成度確認
・来週の行動計画調整
・必要な支援の確認 - 月次の見直し(30分)
・月間目標の進捗確認
・計画の修正と最適化
・新たな課題への対応策検討
■ 行動計画作成の実践ステップ
1. 準備段階(1週間)
- 現状の行動パターン分析
- リソースと制約条件の確認
- サポート体制の構築
2. 計画策定(2週間)
- 3ヶ月の具体的目標設定
- 週間・日次の行動リスト作成
- 記録方法の確立
3. 試行期間(2週間)
- 小規模での実践開始
- 問題点の洗い出し
- 計画の微調整
■ 明日から始める具体的なステップ
1. 今日の夜にすること
- 明日の具体的な行動を3つ決める
- 実行時間と場所を確定
- 必要な準備を完了
2. 明日の朝にすること
- 決めた時間に必ず起床
- 行動リストの確認
- 第一の行動を即実行
■ 次回予告:継続的な成長戦略
次回は、立てた行動計画を継続的な成長へとつなげる方法についてお伝えします。長期的な視点での成長戦略の立て方を、実践的にご紹介します。
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