こんにちは。SEA SIDE.代表のとしです。
「自分の強みって何だろう」
「自分らしさって何だろう」
「どうしたら自分の価値を伝えられるだろう」
このような悩みを抱えている方は少なくないと思います。私自身、24歳で店長に就任してから32歳でうつ病を経験するまで、この「自分らしさ」との向き合い方に悩み続けました。今回は、その経験から学んだ「セルフブランディング」の本質と実践方法についてお話しします。
■ なぜ今、セルフブランディングが重要なのか
多くの方が「セルフブランディング」という言葉を耳にするようになりました。しかし、その本質は単なる自己PR方法ではありません。
セルフブランディングとは、あなたの本質的な価値を見出し、それを効果的に表現していく継続的なプロセスです。特に、以下のような状況では、その重要性が一層増します:
- 転職やキャリアチェンジを考えているとき
- 新しいプロジェクトやチームに参加するとき
- 独立や起業を視野に入れているとき
- 職場での影響力を高めたいとき
■ セルフブランディングの3つの柱
1. 自己理解の深化
私が24歳で店長に就任した当時、表面的な成功だけを追い求め、結果として降格を経験しました。この失敗から学んだのは、本質的な自己理解の重要性です。
- 価値観の明確化
あなたが大切にしていることは何か?何のために働いているのか?これらの問いに向き合うことで、ブレない軸が形成されます。
- 強みの再定義
表面的なスキルだけでなく、あなたならではの問題解決アプローチや、周囲への影響力を見つめ直します。
- パッションポイントの発見
どんな時に最もやりがいを感じるのか?そのときのあなたの態度や行動を観察することで、本質的な強みが見えてきます。
2. 一貫性のある表現
26歳で経験した店舗改革の成功は、一貫した方針と行動があったからこそ実現できました。この経験は、ブランディングにおける一貫性の重要性を教えてくれました。
- コアメッセージの確立
あなたの価値提供を一言で表現できるようにします。私の場合「人を笑顔にし、人の未来を明るくする」というメッセージを軸に据えています。
- 行動指針の明確化
日々の意思決定や行動の基準となる指針を設定します。これにより、周囲からの信頼と予測可能性が高まります。
- コミュニケーションスタイルの確立
あなたらしい表現方法を見つけ、それを一貫して使用することで、独自性が際立ちます。
3. 継続的な価値提供
32歳でのうつ病経験から学んだのは、持続可能な価値提供の重要性です。一時的な成果ではなく、継続的に価値を提供できる仕組みづくりが重要です。
- スキルの体系化
あなたの強みを活かせる分野で、体系的なスキルアップを図ります。これにより、安定した価値提供が可能になります。
- ネットワークの構築
同じ志を持つ仲間との関係構築により、価値提供の機会と質が高まります。
- フィードバックの活用
周囲からのフィードバックを積極的に集め、提供価値の向上に活かします。
■ セルフブランディングの実践ステップ
1. 現状分析(1週間)
- 毎日の行動記録をつける
- やりがいを感じる瞬間をメモ
- 周囲からのフィードバックを集める
2. 価値の明確化(2週間)
- 核となる強みを3つ特定
- 提供できる価値を具体化
- 独自性のある表現方法を検討
3. 発信方法の確立(2週間)
- コアメッセージの作成
- 行動指針の設定
- 具体的な実践計画の立案
■ 明日からできる実践ポイント
1. 日々の振り返り
- 今日提供できた価値は何か
- どんなフィードバックがあったか
- 明日への改善点は何か
2. 意識的な価値表現
- 毎日一つは強みを活かす機会を作る
- 成果を具体的に記録する
- 定期的に発信する機会を持つ
■ 次回予告:自分設計書の作成
次回は、今回学んだセルフブランディングの基礎を活かして、具体的な「自分設計書」の作成方法についてお伝えします。自分らしさを形にする実践的なツールをご紹介します。
BE SIDE コーチング
あなたらしさを見つけ、効果的に表現するためのサポートをご提供しています。まずは30分の無料カウンセリングで、あなたの可能性を一緒に探ってみませんか?