こんにちは。SEA SIDE.代表のとしです。
前回は「目標達成と習慣化」シリーズの導入として、7つの実践ツールについてお話ししました。今回は第一回として、「ドリームキラー」について、特に身近な人との関係性に焦点を当ててお伝えします。
■ 最も強力なドリームキラーは、実は身近にいる
「プログラミングを学びたい」と親しい友人に相談した時のことです。
「今の仕事を辞めるの?」
「そんな急な変更して大丈夫?」
「安定した今の生活を捨てるなんて、もったいない」
耳にしたのは、心配と不安に満ちた言葉でした。ある意味、それは当然かもしれません。
僕の場合は友人でしたが、特に親は子どもの幸せを願い、リスクを避けてほしいと考えるものだからです。
■ 「善意の妨害」の3つのパターン
1. 過度な心配からの制止
最も多いのが、この形です:
- 「失敗したらどうするの?」
- 「そんなリスクを取る必要はない」
- 「今の安定した生活の方が大切」
これらは全て「あなたを心配している」という愛情から来ています。しかし、この「優しさ」が、時として最大の障壁となります。
2. 経験に基づく否定
特に親世代によく見られるパターンです:
- 「私の若い頃もそうだった。でも現実は甘くない」
- 「そんなの無理に決まっている」
- 「夢なんて持たない方が幸せ」
これは、自身の経験から子どもを守ろうとする気持ちの表れです。しかし、時代や環境が異なることを考慮していません。
3. 過保護な環境づくり
最も気づきにくい妨害パターンです:
- 挑戦する機会を奪う快適な環境の提供
- 必要以上の経済的支援
- 決断や責任を代わりに引き受けてくれる
■ どう対処すべきか:具体的なアプローチ
1. 理解を示しつつ、自己主張する
例えば、このように伝えてみましょう:
「心配してくれてありがとう。でも、これは私なりに考えた上での決断なんです。」
相手の気持ちを受け止めつつ、自分の意志を明確に示します。
2. 具体的な計画を示す
漠然とした不安を払拭するために:
- 現在の仕事を続けながら少しずつ進める計画
- 必要な資金と時間の具体的な見積もり
- 最悪のケースとその対処法
3. 小さな成功体験を積み重ねる
一気に大きな変化を起こすのではなく:
- まずは副業や趣味として始める
- 少額から始めて実績を作る
- 段階的に規模を拡大していく
■ 私の経験から
プログラミング学習を始める時、私は周りからの反対がありました。しかし、以下のアプローチで乗り越えることができました:
- 段階的なアプローチ
- 最初は仕事の傍らで学習
- 小さな案件から実績作り
- 収入の見通しが立ってから本格化
- 定期的な進捗共有
- 学習の成果を具体的に見せる
- 収入面での実績を示す
- 将来の具体的なビジョンを共有
ちなみにスクール卒業後はスクール代をすべて返せるくらいの収入を作ることができ、周りを驚かせることができました。
■ 最も大切なこと
身近な人からの「善意の妨害」に対して、最も重要なのは、その善意を理解しつつも、自分の人生の主導権は自分にあることを忘れないことです。
相手の心配や不安に理解を示しながら、自分の決めた道を着実に進んでいく。それこそが、ドリームキラーを乗り越える最も効果的な方法なのです。
■ 次回予告:目標設定の具体的手法
次回は「目標設定の具体的手法」について、特に身近な人との関係性を考慮した、実現可能な目標の立て方についてお伝えします。
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