こんにちは。SEA SIDE.代表のとしです。
前回は直観力の科学についてお話ししました。今日は、創造的無意識を活用した問題解決の方法について、実践的な視点からお伝えしていきます。
■ 行き詰まりを突破する4つのステージ
「いくら考えても答えが出ない」
「同じような失敗を繰り返してしまう」
「新しいアイデアが浮かばない」
こういった状況に直面したことはありませんか?実は、これらの問題の多くは、意識的な思考に頼りすぎていることが原因かもしれません。
1. 準備
問題に関する情報を可能な限り集め、意識的に分析を行う段階です。完璧を求めすぎず、問題の本質を把握することに焦点を当てます。
2. インキュベーション(孵化)
意識的な思考を一旦止め、創造的無意識に委ねる時間を作ります。このとき、別の活動に移ることで、無意識の働きが活発になります。
私の場合、行き詰まりを感じたら、意識的にテニスをしたり、散歩に出かけたりします。体を動かすことで、思考の固定化を解き、新しいアイデアが生まれやすくなるのです。
3. イルミネーション(ひらめき)
突然のように解決のアイデアが浮かんでくる瞬間です。これは、前段階での無意識の働きが意識化された結果です。シャワー中や電車内、目覚めの瞬間など、予想外のタイミングで訪れます。
メモを取れる準備をしておくことが重要です。
4. 検証
得られたアイデアを論理的に検討し、実践可能な形に整えていきます。この段階では、再び意識的な思考を活用します。
■ 私の実践方法
- 問題定義ノート: 課題を具体的に書き出し、関連する情報や気づきを随時追記していきます。
- インキュベーションタイム: 毎日30分、何も考えずに好きなことをする時間を設け、無意識の働きを促進します。
- ひらめきノート: スマートフォンのメモ機能でも良いので、アイデアを記録できる環境を整えておきます。
- 検証フレームワーク: 浮かんだアイデアを実現可能性、効果、リスクなどの観点から検討するためのツールを使用します。
■ さいごに
次回は、これらの創造的問題解決を日常的に実践するための具体的な習慣づけについて、お話ししていきます。皆さんも、ぜひ意識と無意識のバランスを意識した問題解決に挑戦してみてください。新しい可能性が開けるはずです。
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