こんにちは。SEA SIDE.代表のとしです。
「アファメーションって、ただの自己暗示じゃないの?」
これは、私が32歳でうつ病を経験した時、最初に持った疑問でした。しかし、その後の回復過程と、50人規模の店舗改革、さらには起業を経験する中で、アファメーションには「効果的な方法」と「そうでない方法」があることを発見しました。
今日は、私が10年間の経営経験とうつ病からの回復過程で見つけた、効果的なアファメーションの7つの黄金律についてお話しします。
1. 具体性の原則
- ダメな例:
「私は成功している」
「私は幸せだ」
- 良い例:
「私は月商100万円を達成している」
「私は毎日5人の人を笑顔にしている」
- 私の実践例:
「私は前年比120%の売上を達成し、スタッフの昇格率0%を実現する店長だ」という、具体的な数値目標を含めた表現を使いました
2. 現在形の原則
- ダメな例:
「私は成功するだろう」
「私は変わりたい」
- 良い例:
「私は成功している」
「私は日々成長している」
- 私の実践例:
うつ病回復期に「私は毎日少しずつ健康になっている」と現在進行形で表現
3. 感情共鳴の原則
- ダメな例:
感情を伴わない機械的な復唱
- 良い例:
深い呼吸と共に、感情を込めて声に出す
- 私の実践例:
朝、洗面所の鏡の前で一人、感情を込めて大きな声で宣言する習慣をつけました
4. 一貫性の原則
- ダメな例:
その日の気分で言葉を変える
続けられない目標を掲げる
- 良い例:
一定期間(最低30日)同じ言葉を使う
実現可能な目標から始める
- 私の実践例:
店舗改革時、3ヶ月間同じビジョンを朝礼で共有し続けました
5. 証拠作りの原則
- ダメな例:
言葉だけで終わらせる
行動が伴わない
- 良い例:
小さな証拠を日々積み重ねる
行動と連動させる
- 私の実践例:
「私は日本一働きがいのある店舗をつくる」というアファメーションと共に、毎日の行動指針として「スタッフの新しい可能性を見つけ、育成プランを提案する」という具体的なアクションを実践
6. 環境設定の原則
- ダメな例:
雑多な環境での実践
時間に余裕がない状態での実施
- 良い例:
静かで集中できる環境の確保
十分な時間的余裕を持つ
- 私の実践例:
自宅で朝の準備時間を30分確保し、静かな環境での実践を日課にしました
7. 循環強化の原則
- ダメな例:
成果が出ないことへの焦り
否定的な結果への執着
- 良い例:
小さな変化への気づき
肯定的な変化の記録
- 私の実践例:
毎日の変化を日記に記録し、週末にレビューする習慣をつけました
実践のための3ステップ
- 準備段階:
– 実現したい目標の明確化
– 具体的な言葉の選択
– 実践環境の整備
- 実行段階:
– 朝・昼・夜の3回の実践
– 感情を込めた声出し
– 行動との連動
- 検証段階:
– 日々の変化の記録
– 週末のレビュー
– 必要な修正の実施
失敗から学んだ重要ポイント
うつ病からの回復過程で、私は多くの失敗も経験しました:
- 焦りすぎて現実離れした目標を設定してしまう
- 結果が出ないことで自己否定に陥る
- 継続できない環境設定
これらの経験から、「小さく始めて大きく育てる」という原則の重要性を学びました。
まとめ:成功の鍵は継続にあり
アファメーションは、正しい方法で継続することで初めて効果を発揮します。私自身、この7つの原則を見つけるまでに多くの試行錯誤がありました。
次回は、これらのテクニックを日常的なセルフトークに活かす方法について、お話ししていきます。
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