こんにちは。SEA SIDE.代表のとしです。
「アファメーションを続けているのに、なかなか変化を感じられない…」
私がうつ病から回復する過程で、最初は同じように感じていました。しかし、ある心理カウンセラーから「五感を使ったアファメーション」を教わり、その効果に驚きました。
店長時代、朝礼で「世界一の店舗にしよう!」と宣言しても、スタッフの心に響かないことがありました。しかし、五感に訴えかける手法を取り入れてからは、チーム全体のエネルギーが大きく変わっていったのです。
なぜ五感が重要なのか
- 人間の脳は、五感からの情報を総合的に処理します
- 五感を通じた体験は、より深く記憶に刻まれます
- 感覚的な体験は、感情との結びつきが強くなります
五感それぞれの活用法
1. 視覚(Visual)の活用
- 私の実践例:
– 目標達成後の自分の姿を写真のように具体的にイメージ
– 店長室の壁に目標を視覚化して掲示
– 理想の自分をイメージした服装の選択 - 実践のコツ:
– 色彩を意識的に使う
– できるだけ細部まで鮮明にイメージする
– 現実的で具体的な映像を思い描く
2. 聴覚(Auditory)の活用
- 私の実践例:
– 朝一番に声に出してアファメーションを唱える
– 背景音楽と共にアファメーションを録音
– 成功時の周囲の声援をイメージ - 実践のコツ:
– 声のトーンを意識する
– リズム感を付ける
– 感情を込めて話す
3. 触覚(Kinesthetic)の活用
- 私の実践例:
– 姿勢を正してアファメーションを行う
– 深い呼吸と共に言葉を発する
– 成功時の身体感覚をイメージ - 実践のコツ:
– 体の緊張と弛緩を意識する
– 手のジェスチャーを加える
– 心地よい場所で実践する
4. 嗅覚(Olfactory)の活用
- 私の実践例:
– お気に入りのアロマと共にアファメーションを行う
– 成功時の環境の香りをイメージ
– 清々しい朝の空気と共に実践 - 実践のコツ:
– 好みの香りを選ぶ
– 一貫性のある香りを使用
– 自然の香りを活用
5. 味覚(Gustatory)の活用
- 私の実践例:
– モーニングコーヒーと共にアファメーション
– 成功を祝う時の味をイメージ
– 爽やかな飲み物と共に実践 - 実践のコツ:
– 日課と組み合わせる
– ポジティブな味の記憶と結びつける
– 意識的に味わう時間を作る
実践的な組み合わせ方
うつ病から回復する過程で私が実践していた方法をご紹介します:
- 朝の実践:
– 窓を開けて新鮮な空気を入れる(嗅覚)
– 背筋を伸ばして座る(触覚)
– お気に入りの音楽をかける(聴覚)
– 目標を書いた紙を見つめる(視覚)
– ルイボスティーを飲みながら(味覚)
アファメーションを行う - 日中の実践:
– デスクに置いた写真を見る(視覚)
– アロマディフューザーを使用(嗅覚)
– 姿勢を正す(触覚)
– 声に出して復唱(聴覚)
– 水分補給と共に意識を新たに(味覚) - 夜の実践:
– リラックスした環境で(触覚)
– 静かな音楽と共に(聴覚)
– 目を閉じてイメージ(視覚)
– ホットココアと共に(味覚、嗅覚)
一日を振り返る
成功事例:うつ病からの回復
私がうつ病の回復期に、この五感を使ったアファメーションを実践したことで、大きな変化が生まれました:
- 感情の安定性が月を追うごとに向上
- 睡眠の質が改善され、朝型の生活に移行
- 仕事への意欲が徐々に回復
特に大きかったのは、「明日が楽しみ」と思えるようになったことです。発症から半年後には、新しい目標に向かって動き出す勇気も生まれていました。
まとめ:継続のためのポイント
五感を使ったアファメーションは、より深い変化をもたらします。しかし、すべての感覚を一度に活用しようとする必要はありません。まずは1〜2つの感覚から始めて、徐々に増やしていくことをお勧めします。
次回は、これらの手法をより効果的に実践するための「効果的なアファメーションのコツ」について、お話ししていきます。
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